今時の小学生の鉛筆の濃さは2Bが定番?そろばんをして指先を鍛えよう!
「小学生なら鉛筆を使いなさい」と言われたあの頃
私が小学生の頃は、「シャーペン禁止、鉛筆を使いなさい。」と言われていました。
最近もそれは変わらないようですが、昔ほどきつくは言われていないようです。
そして鉛筆と言えばHBでした。
中にはFを使う強者もおりましたが…。
最近は2Bが定番です。
小さい子は筆圧が弱いので、新入生は2Bを使うように指示がありました。
初めて聞く2Bという濃さの鉛筆。
高学年になるにつれ息子1もBとかHBとかも使うようになりましたが、見やすいのはBぐらいの濃さの鉛筆です。
最近は高学年でも2Bの鉛筆を使うことがあるそうです。
教室でも薄い字を書く生徒がいた場合には、Bや2Bの鉛筆を使うように伝えています。
検定で100点を取れた時は鉛筆をプレゼントしていますが、その鉛筆もBか2Bにしています。
筆圧の低下は、握力低下が原因です。
指先を使うことが少なくなって、握力が低下してきているのできていることが原因だそうです。
指先には脳につながる神経が多いと言われていますので、このままでは脳に悪影響があるのではないかと危惧しています。
指先をたくさん動かすと、脳にその刺激を伝わり脳の活動が活発になります。
あやとりや折り紙も最近あまりされなくなってきた伝統遊びだと思います。
子どもの生活科学研究所の谷田貝教授。筆圧の弱さは握力低下が影響しているといいます。
日本人のイメージとして「細かい作業が得意」というのがありますが、そもそも握力が下がってくると
指先の力も弱ってくるのでこのままだと日本人のイメージも変わってきてしまうかもしれません。
少しでも指先が鍛えましょう。
握力がないので筆を正しく持てないけれど、正しく持つように努力することで力もついてきます。
今まで楽な持ち方をしていたので、はじめは疲れるし、違和感もあるでしょう。
でも、そこで諦めてしまったらきちんと持てる日はきません。
鉛筆を長く持っていても疲れないようになります。なので勉強時間が長くても平気です。
鉛筆を正しく持って指先を鍛えましょう。