教室ではノルマ8枚をこなして帰ります
現在、よったまい珠算教室では「8枚のプリントをやり終えたら帰る」ということを推奨しています。
(※この方式が出来るのは、追加料金1コマ500円をお支払いいただくことに同意してくださるご家庭のみです。)
1時間の半分を計算以外のことで過ごす生徒に悩んでいた頃
生徒さんの中に、教室には来るもののほとんどの時間を寝ていたり、うつらうつらしながら問題を解いていたりとする子の割合が増えてきていました。
半分寝ながら問題を解いてもらっても上達はしないので、短めの仮眠を取ることも仕方ないと思っていました。
しかし教室にきて5分で眠くなるとか、よくない条件反射が身についていくように思いました。
生徒さんは仮眠を取ってスッキリとして帰ります…。
そこで、家で仮眠してくるように言ったり、ガムを持ってきてもらったりもしました。
ガムを噛みながらやるとガムを噛む方に意識が行ってしまってそれもあまり使えませんでした。
2,3時間制の授業であれば15分寝ていても気にしませんが、1時間制の授業で15分も寝てもらっては困ります。
そろばん教室に行っているけれど…。
親御さんにも対処していただくために教室で寝ている状況はちょくちょくお話をさせて頂いてはいますが、お金を頂いているので練習をさせられないことを申し訳なく思っていました。
問題を解いてないのですから成績なんて上がるわけがありません。
あそこのそろばん教室に通っているけど上手くならないと言われるのは私自身とても悲しいし、問題を解きに来ているのではなく寝に来ている意味のない状態をなんとかしたいと思いました。
やらなければならない状況を作りました
そこで、上記の方法のその子の実力に応じたプリントを8枚やり終わったら帰るというやり方に変えました。
集中してすれば大体5分解けるプリントです。
また正解率7割をきれば1枚こなしたことにはならないことにしています。
泣き言を言われても問答無用で妥協しませんでした。
この方法は生徒たちがやりきるまで付き合う必要がありますが、講師のHPも削られますので覚悟が必要です。
好転はしてきています。
上記の方法に変えてから、寝る生徒はいなくなりました。
眠くなったら自分で申請して外の空気を吸いに行って戻ってきます。
一部の生徒はだんだん帰る時間も早くなってきました。
残りの生徒の居残り時間を短くしていく工夫をしていきます。