週2コマの学習を勧める訳。
体験授業を実施しています。
ちらほらとお問い合わせがあり、体験授業をぽつぽつと実施しています。
体験授業はじっくりと向き合えるように生徒さんとマンツーマンで行っています。
是非この機会に体験授業を受けていただければと思います。
週1コマでもいいですか?と相談されます。
その中でよく「週1回でもいいですか?」とご相談を受けます。
当教室では、週1でのコースはなく週2コマお取りいただいています。
週1コマにしてもかまわないのですが、その場合もお値段は変わりません。
「勿体ないから、週2通わせるわ!」ってなってくれたら嬉しいです。
週1では練習時間が足りません。
実は週1の教室を運営されていても、「週1回の練習ではうまくならない。」と分かっているけれど、生徒さんのご家族の希望だからやっているとおっしゃる先生もいます。
でも、私は将来習った生徒さんに「珠算って役に立つよ!」って言ってもらえるような習い事にしたい。
なので、週2コマにこだわります。
週2にこだわる理由は、ものにしてほしいから。
ものにしようと思ったらそれなりの練習時間を取る必要があります。
他の習い事の都合で週1日しか難しい場合は連続で2コマ取って頂くことにしています。
1コマ1時間、週2回 、7日 で割ると1日約17分。
1コマ1時間、週2回の習い事は1日に換算すると約17分です。
週2回の習い事を掛け持ちしていらっしゃったとしても、合わせて34分です。
こう考えると、週2回の習い事はそんなに大変でしょうか?
千葉県が勧める家庭学習の時間は「学年 × 10分」だそうですが、家庭学習の時間は何分ですか?そしてこの時間は妥当なのでしょうか?
逆に…。
お子さんはゲームを1日何分してますか?
テレビやタブレットを勉強以外の用途で何分使っていますか?
ゲームの時間が家庭学習の時間より長いということはありませんか?
サンプル数が少ないのですが、マイナビニュースさん調べ(2021年4月)では、30分~1時間が3割、1時間~2時間が3割だそうです。
学校で勉強してきているから大丈夫?
非常に残念なことですが、一定の授業レベルに達していない先生がおられるのです。
その先生にあたってしまうかどうかは、もう天のみぞ知るです。
また、「学校は児童を預かるところ」という認識で、勉強は二の次と考える先生も少なくないのです。
そういう先生に当たった場合は、親が自宅学習をさせていかないと自分から勉強する児童は稀でしょう。そして、小学生低学年でのつまずきはずっと尾を引きます。
勉強する子としない子の二極化が進んでいます。
勉強する子の1日の家庭学習時間は3時間半以上だそうです。
そして勉強しない子は0時間。
高校へ進学するのは98.9%だと言いますが…。
ご存じでしたか?
高校もピンキリで、名前が書ければ受かる学校もあるとか…。
つい先日の日本経済新聞で…。
高校の教科書に、2桁同士の足し算や引き算、九九といった演習問題が並ぶことになりました。
小学校2、3年生でマスターしておかなければならない内容です。
この教科書は東京書籍から「数学Ⅰ」の教科書として出版されますが、4種類のレベルのうち最も易しい教科書に載せられます。
2022年度からの高校の新指導要領は「義務教育段階での学習内容の確実な定着を図る」ことを掲げるとのことです。
ですが、義務教育段階での学習内容は、中3までに完璧に終えておくべきなのです。
高校で学びなおしの機会が与えられるまで、小学校3年~中学3年の6年間、彼らはじっと理解できない授業を聞いていたのだと思うと可哀想になります。
もっと早い段階で学びなおしの機会を与えるべきです。
というよりも小学校での反復練習をもっと重視して、漢字、計算問題は完全にマスターさせることが大事です。
広がり続ける教育格差を縮めようと思うのであれば、小学生のうちから家庭で勉強することを習慣づけなければならないと感じています。授業でわからなかったことはその日のうちにマスターする。そのためには、ある程度しっかりと家庭学習の時間を取ることが必要だと思います。
勉強には、忍耐力と集中力が必要!
忍耐力が無ければ、分からない問題をわかるまで聞こうという気持ちが起きません。
こつこつと続ける力。
これは、ひとつの事にある程度の時間を掛けなければ身につかない力です。
この力を習い事を通じて是非手に入れてほしいです。