壁を作る生徒の壁を破る。できま線、やれま線を越えさせる。

壁を超える授業編
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自分で壁を作る生徒

進度が比較的早い生徒Aさん。

でも、ね、自分で壁を作ってしまう。

先日も、ぶつぶつ言いながら問題を解いていました。

近くで聞いてみると、「そろばん、嫌。辞めたい。」と言ってました…。

こういわれると最初の頃は本当にドキドキしました(笑)。
辞めてほしくなかったので。

でも、A君の保護者の方はそれぐらいで「辞めていいよ。」と言わない方であるという確信が出来ているので、なので心穏やかに対応できます。

「ちょっとお話しようか。」と言いながらタイマーを止めてました。

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Aさんの取得級は5級です。

5級のレベルは、
かけ算:965×235、84×5,724、2,837×58等
わり算:55,784÷76、24,064÷512等
見取り:3桁~4桁の15個の数字の加減算

Aさん、かけ算、わり算のマスター度は高いので、この2つの科目については上の級の問題を解いてもらっています。

で、Aさん、かけ算に関しては4級レベルもマスターして3級レベルの問題を始めたところです。

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Aさんは3級レベルのかけ算を練習中。

3級は、小数の計算が入ってきます。

小学校では小3で小数の基礎を学び、小4で整数×小数の計算を学びます。

Aさんは今小4学校年生で、すでに小学校で小数の勉強をしてきています。
なので、当教室では説明を軽くしました。
そしてすぐに整数×小数の計算は簡単にマスター。

Aさんがマスターしている問題レベルはこんな感じ。

かけ算:7,503×297、10,794×39、8,309×7.68、62.75×8.46等

で、苦戦しているのは、0.4618×0.053。

この問題、両方に小数がついているのでAさんは難しく構えてしまうのでしょう。

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Aさんの壁、できま線を取り除く。

さてさて。

Aさんは、「難しそうだから無理。」と自分で自分にブレーキをかけてしまっています。
今までに何回もそういう事がありました。

再度、「自分にマイナスのイメージを植え付けることをやめよう!」と話をしました。

そして…。

「小数点の位置さえ確認できれば、4桁×2桁の計算だよね?
 Aさんが合格している5級の問題と変わらないんだよ。」

「えー、そんなことない。難しい!」

口で言っても信じてもらえなかったので、5級の問題を取り出してきて見せました。

「あっ…。」とつぶやくAさん。

「それとさー、Aさん。今、かけて9桁の問題解いてるよね? (36,408×5,732等)
しかも制限時間よりも早く解けてるよね?
そちらの計算の方が難しいんじゃない?」

追い打ちをかけてみる。(笑)

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快調に問題を解きだしました。

さぁ、どんより淀んだ空気をまとっていたAさん。

再度気を取り直して計測です。

いつもの問題に詰まった時のそろばんのガチャガチャがありません。
良い調子で進んでいるようです。

で、計測が終わって一言。

「かんたーん!」

良かったわ、簡単と思えるようになって。でも、振れ幅が大きすぎるよ。

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再度念押ししておきました。

「自分に暗示をかけることは辞めようね。
 出来ないって言ってたら本当にできなくなってしまうからね。」と念押し。

ちょっとメンタルが弱いところがあるので、そろばんを通じて鍛えていければいいなと思います。